高齢者、知的・精神障がい者、身体障がい者、低所得世帯、子育て世帯、外国人など、
住まいを探していても入居を拒否されてしまい、困っている方がいます。
入居を拒否されてしまう理由
高齢者
知的・精神障がい者
身体障がい者
低所得者世帯
外国人
子育て世代
民間賃貸住宅事業者へのアンケート結果
入居を断ったことがある業者は68%
約68%の民間賃貸住宅事業者が「入居を断ることがある」と回答しています。入居を断る理由は、世帯の属性により異なり、高齢者世帯では「居室内での死亡など」「死亡時の残置物処理」が多く、所得が低い世帯やホームレス、外国人世帯では「家賃の不払いに対する不安」や「連帯保証人がいない」などが多くなっています
入居を断ることがある世帯とは
入居を断られることが多い世帯は、外国人(48.5%)、ホームレス(44.6%)、高齢者世帯(30.7%)、所得が低い世帯(26.8%)となっています。
住まいサポートふくおかに寄せられた相談の統計
単身の女性からの相談が最も多く、単身の男性の2倍近く。
80歳以上の方からの相談が最も多い。次いで、70~74歳の方からの相談が多い。
賃貸住宅の老朽化に伴う立ち退きと、
家賃(低賃住宅への住み替え)を理由とした相談が最も多い。
3万円代の家賃を希望する方が最も多い。次いで、4万円代、3万円未満と低廉な家賃を希望する方が多い。
課題解決のための私たちの取り組み
高齢・障がい・貧困等で
「住まいを確保できない人」をなくす
福岡市社協は住宅領域でも先駆的な取り組みを展開しています。
このような実践経験を基盤として、「『住まい』と『日常生活支援』の一体的提供による安心の実現」を目指します。
夫に先立たれた76歳女性への支援例
ご本人の意向・状況
社協の支援内容
ご本人の声
「条件の合う家に引っ越しできればと思っていましたが、将来に向けて家賃水準や葬儀などのアドバイスをもらい、手続きも整い助かりました」
転居先の大家さんの声
「定期的な見守りや、入居者が亡くなった後の退去手続きなどを社協にしてもらえるなら、高齢者の一人暮らしでも安心できます」
小学生の子どものいる30代シングルマザーへの支援例
ご本人の意向・状況
社協の支援内容
ご本人の声
「引っ越しをしても、子どもが以前と変わらず通学できているのが嬉しい。今はサポートしてくれる方が家に来てくれるようになったし、家の中の片づけをがんばれそう」
「断らない相談窓口」の運営
「住まいサポートふくおか」による
住み替え支援の実施
居住支援法人
空家を福祉活用する
「社会貢献型空家バンク」
分野横断的な役割の実践
最新活動レポート
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