社会福祉協議会は、「地域福祉を進めることを目的とする団体」として、唯一法律に定められている団体で、全国、都道府県・政令指定都市、市区町村にそれぞれ設置されています。
社会福祉協議会は略して「社協」とも呼ばれています。
地域に暮らす高齢者や障がい者をはじめ、すべての市民が一人の人間として尊重され、お互いに理解し合い連携して共に支え合いながら、住み慣れた地域で健康で安心して暮らすことができる『福祉のまち(地域福祉)』を実現するために取り組んでいます。
あいさつ
福岡市社協は、昭和26年12月に設置され、昭和40年4月に社会福祉法人となりました。市内全区に区社協事務所を設置し、区担当職員全てを地域福祉ソーシャルワーカー(CSW)と位置づけ、地域でのネットワークづくりや助け合い活動の創出・拡充等に力を入れています。
また、高齢者、障がい者の権利を守るために「権利擁護事業(日常生活自立支援事業・法人後見事業)」、地域の中で育児の相互援助活動を行う「ファミリー・サポート・センター事業」、終活に関する取り組みとして終活サポートセンターを開設し「ずーっとあんしん安らか事業」・「やすらかパック事業」、住み替えでお困りの高齢者、障がい者を対象とした入居支援事業「住まいサポートふくおか」、増加する空家を福祉活動の拠点として活用を進めるための「社会貢献型空家バンク事業」などさまざまな事業に取り組んでいます。
これからも福岡市社会福祉協議会は、地域に暮らす人々が抱えている生活課題の解決に向け、「住民主体」を第一に市民の立場に立ったさまざまな福祉活動を展開していきます。
福岡市社協のこれまで
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昭和26年
- 福岡市社会福祉協議会が、社会福祉事業法の制定により任意団体として発足。
- 民生委員の協力により「心配ごと相談事業」を開始。
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昭和30年
- 「世帯更生資金貸付事業」(現在の「生活福祉資金貸付事業」)を開始。
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昭和38年
- 福岡市社会福祉協議会に専任職員を配置。
- 自動車学校の協力により「自動車学校特待生推薦事業」を開始。
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昭和40年
- 福岡市社会福祉協議会が法人化。
- 市内で最初の校区社会福祉協議会が結成。
- 「結婚相談所」を開所。
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昭和41年
- 「家庭奉仕員派遣事業」(後の「ホームヘルパー派遣事業」)を福岡市より受託。
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昭和42年
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昭和43年
- 老人福祉センター「長生園」の運営を福岡市より受託。
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昭和44年
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昭和45年
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昭和46年
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昭和47年
- 福岡市の政令指定都市への移行に伴い、各区福祉事務所に社会福祉協議会職員(1名)を配置。
- 「生活保護一時貸付事業」を開始。
- 福岡市と共催で「第1回社会福祉大会」(現在の「福岡市福祉のまちづくり推進大会」)を開催。
- 老人福祉センター「福寿園」の運営を福岡市より受託。
- 「福祉バス運営事業」を福岡市より受託。
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昭和48年
- 福岡市社会福祉事業団の設立に伴い、老人福祉センター、中央児童会館及び電話相談事業を同事業団へ移管。
- 「老人居室整備資金貸付事業」(後の「障がい者高齢者住宅整備資金貸付事業」)を開始。(昭和48年度~平成22年度まで)
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昭和49年
- 「奉仕銀行制度」を開始。
- 「民間社会福祉事業従事職員福利厚生共済制度」の運営事務を開始。
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昭和54年
- ボランティアセンターを開所。
- ボランティア協力校(現在の福祉教育推進校)の指定を開始。
- 「つなぎ資金」と「生活保護一時貸付事業」を統合し「生活保護世帯等一時貸付金制度」と改称。
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昭和55年
- 福岡市と共働により「福祉のまちづくり推進事業」を開始。
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昭和56年
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昭和57年
- 福岡市が5区から7区へ分区し、社会福祉協議会職員を2名増員。
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昭和58年
- 福岡市社会福祉会館が開館。福祉会館の管理を福岡市より受託。
- 校区社会福祉協議会が実施する住民福祉講座、介護講習、高齢者のための料理講習会(後の「高齢者会配食事業」)に助成を開始。
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昭和59年
- 福祉教育読本「ともに生きる」の配布を開始。(昭和59年度~平成22年度まで)
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昭和60年
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昭和61年
- 各区福祉事務所内に社会福祉協議会区支部を設置。(区2名体制)
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昭和62年
- 社会福祉協議会区支部に専任事務長(嘱託)を配置。(区3名体制)
- 「お年寄り相談センター」を開所。
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昭和63年
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平成元年
- 区老人クラブ事務局の事務が区社会福祉協議会から分離。
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平成2年
- 福岡市市民福祉サービス公社の設立に伴い、「お年寄り相談センター」を同公社に移管。
- 第26回全国身体障害者スポーツ大会の「ふれあい広場inふくおか」を担当。
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平成3年
- 「在宅介護者の集い事業」を開始。
- 福岡市が地域福祉活動振興基金を設置。
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平成4年
- 「在宅介護者の集い事業」を区社会福祉協議会の実施事業として移管。
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平成5年
- 「第1期地域福祉計画」を策定。
- 地域福祉活動振興基金より、ふれあいランチ、託老所、校区広報紙発行、ボランティアだより発行事業への助成を開始。
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平成6年
- 地域福祉活動振興基金より、ふれあいサロン事業への助成を開始。
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平成7年
- 社会福祉協議会ホームヘルパーを市民福祉サービス公社に移行開始。(平成9年度移行完了)
- 博多・城南区社会福祉協議会が法人格を取得。
- 「ふくしボランティアバンク事業」を開始。
- 地域福祉活動振興基金より、ふれあいネットワーク事業への助成を開始。
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平成8年
- 東・中央・南・早良・西区社会福祉協議会が法人格を取得。
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平成10年
- ふくふくプラザ(福岡市市民福祉プラザ)が開館。ふくふくプラザの管理を福岡市より受託。
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平成11年
- 南区社会福祉協議会職員を1名増員。(南区4名体制)
- 南区社会福祉協議会にボランティアコーディネーターを配置し、区ボランティアセンターを開所。(南区5名体制)
- 「地域福祉権利擁護事業」(現在の「日常生活自立支援事業」)を開始。
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平成12年
- 「第2期地域福祉活動計画」を策定。
- 区社会福祉協議会職員を21名増員(区5~7名体制)
- 6区(南区を除く)に区ボランティアセンターを開所。
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平成13年
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平成14年
- 「ファミリー・サポート・センター事業」を福岡市より受託。
- 「介護サービス第三者評価事業」を開始。(平成14年度~平成22年度まで)
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平成15年
- 「結婚相談所」を閉所。
- 区社会福祉協議会にファミリー・サポート・センターの支部を設置。
- 「高齢者賃貸住宅入居支援事業」を開始。(平成15年~平成22年度まで)
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平成17年
- 「第3期福岡市地域福祉活動計画」(平成17年度~平成22年度まで)を策定。
- グループホーム外部評価事業(後の「地域密着型サービス外部評価事業」)を開始。(平成17年度~平成23年5月まで)
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平成18年
- 「介護サービス情報の公表事業」を開始。(平成18年度~平成22年度まで)
- ふくふくプラザ(福岡市市民福祉プラザ)の指定管理者になる。
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平成19年
- 心配ごと相談所の中に「高齢者に関する法律相談」を福岡市より受託。
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平成21年
- 「シニアアシスト城南運営業務」を福岡市より受託。(平成21年度~平成24年度まで)
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平成23年
- 「地域福祉ソーシャルワーカー・モデル事業」を福岡市より受託。(平成23年度~平成25年度まで)
- 「高齢者住宅相談支援事業」を福岡市より受託。
- 「ずーっとあんしん安らか事業」を開始。
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平成24年
- 「成年後見支援事業」を開始。
- 「安心情報キット配付事業」を福岡市より受託。
- 「生活福祉資金受付センター」を設置。
- 「介護支援ボランティア事業」を福岡市より受託。
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平成25年
- 「シニアアシストふくおか事業」を開始。
- 「シニア地域サポーターモデル事業」を開始。
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平成26年
- ふくふくプラザ(福岡市市民福祉プラザ)の指定管理者になる。
- 「地域福祉ソーシャルワーカー配置事業」を開始。
- 「福岡市高齢者住まい・生活支援モデル事業」を福岡市より受託。
- 「生活支援サービス創造モデル事業」を福岡市より受託。
- 「高齢者生活支援人材育成事業(統括業務)」を福岡市より受託。
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平成27年
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平成28年
- 「第5期地域福祉活動計画」(平成28年度~32年度)を策定。
- 「生活支援コーディネーター業務」を福岡市より受託。
- 「福岡市保育士人材確保事業」を開始。
- 「福岡市ひとり親家庭高等職業訓練促進資金貸付事業」を開始。
- 「地域との協働による移動支援モデル事業」を福岡市より受託。
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平成29年
- 「やすらかパック事業」を開始。
- 「ふくおかライフレスキュー事業」への参画を開始。
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令和元年
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令和2年
- 福岡市社会福祉協議会と7区の社会福祉協議会の法人組織を統合。
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令和5年
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