福岡市社会福祉協議会・福岡市老人福祉施設協議会では、将来の介護の担い手となる子どもたちに福祉や介護について考えてもらうきっかけづくりとして、福岡県内の小学生を対象に「カイゴ・ミライスケッチ コンクール」を実施し、介護に便利な「夢の福祉用具」のアイデアを描いた絵を募集しました。
69の応募があり、作品はどれも夢にあふれたものでした。「楽しい夢を見られる枕」や「引き出しがすぐ開くボタン」「階段を楽に昇降できる空飛ぶ杖」「迷子になった時に助けてくれるペットロボット」「ナビ付き車いす」など、あれば便利だろうな、と思うものばかりです。子どもたちの豊かな発想に感心しました。
◇参考:【作品テーマ】
高齢者の介護や暮らしに役立つ便利な道具(夢の福祉用具)
※将来あったらいいな…という道具のアイデアを絵で表現
応募作品の中から厳正なる審査により、最優秀賞1名、優秀賞1名、激励賞8名が入選され、10月8日(土)に開催された「ふくおか カイゴつながるプロジェクト2022」の会場にて表彰式を行い、表彰状と副賞が授与されました。
応募してくださった小学生の皆さん、どうもありがとうございました。
最優秀賞 有馬 滉希さん (小学4年生)
優秀賞 溝口 幸志さん (小学2年生)
激励賞 井手 大雅さん (小学6年生)
激励賞 加島 愛絆さん (小学2年生)
激励賞 遠矢 詩さん (小学4年生)
激励賞 曽根田 遼さん (小学4年生)
激励賞 浜田 光希さん (小学5年生)
激励賞 石本 一稀さん (小学5年生)
激励賞 小渕 健之助さん(小学2年生)
激励賞 松岡 彩太さん (小学1年生)
【最優秀賞】有馬 滉希さん(小学4年生)
『飛び出てお届け!ごはんクレヨーン』
僕のおばあちゃんが骨折して入院しました。
一人暮らしなので退院してからすぐに出来たてのご飯が飛び出てくるクレヨンがあると料理が楽になるかなぁと思って描きました。
【優秀賞】溝口 幸志さん(小学2年生)
『思い出絵本』
おじいちゃん、おばあちゃんになった時に昔の楽しかった思い出が絵本になり、その景色がスライドショーのように映し出されます。
10月8日のイベント会場では「カイゴ・ミライスケッチ」ブースにおいて全応募作品を展示し、来場者による投票を行ない、低学年・中学年・高学年の各部門で最多得票だった3作品が「特別賞」を受賞しています。
低学年部門(1・2年生) 浜田 明莉さん (小学2年生)
中学年部門(3・4年生) 吉田 ゆりあさん(小学4年生)
高学年部門(5・6年生) 小笹 瑠輝斗さん(小学5年生)