福岡市社協では、一人暮らしの高齢者や障がい者など地域で見守りが必要な方を対象に、緊急時にかかりつけの病院や緊急連絡先などの情報を活用できる「安心情報キット」を、民生委員や訪問ボランティアなどを通じて配付しています。
↓安心情報キット
1.「安心カード」に緊急連絡先やかかりつけの病院などを記入する。
2.筒状の容器に、記入した「安心カード」を入れ、容器を冷蔵庫で保管する。
3.冷蔵庫の扉に「安心情報キット」の保管を示すマグネットを貼る。
4.屋内(玄関の内側など)にシールを貼る。
※緊急時・災害時に救急隊や近所の人が駆け付けた際、冷蔵庫から容器を取り出し、「安心カード」をもとに対応する。
この「安心情報キット」は見守り活動に活用され、民生委員の方々からは「訪問するきっかけになる」と喜ばれています。また、安心カードの更新を時折呼びかけることで「一時的でなく日頃からのつながりを生む」と好評です。
「安心情報キット」を持つ高齢者からも「夜中の緊急時に必要な情報を救急隊に伝えることができて安心」「家族と同居していても日中は一人なので助かる」と評判がよく、「安心情報キット」を通じて民生委員と関係を築いていたため、実際に緊急時の異変に早く気づいたという事例もあります。
株式会社九電工様は、毎年10月の「さわやかコミュニティ旬間(社会貢献活動)」において、ボランティア活動を行なっておられます。その一貫として令和元年度から安心情報キットを寄贈いただいています。
今回の寄贈により、さらに多くの方の安全・安心が支えられ、地域住民による見守りの輪も拡がります。
↓贈呈式(左:株式会社九電工 総務部長様 右:福岡市社協常務理事)
※「安心情報キット」は、各校区において民生委員やふれあいネットワークのボランティア等から配付しています。配付を希望する方は、お住まいの区の社協事務所にお問い合わせください。
詳細は下記ページをご参照ください。
https://fukuoka-shakyo.or.jp/service/senior/senior_seikatu/20210324_5.html
地域福祉課
電話番号 092-791-6339
※この記事は令和3(2021)年11月現在の情報です。