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活動レポート

その他活動レポートボランティア活動報告

切手整理ボランティアの力で使用済み切手が車いすに

福岡市ボランティアセンターでは、毎週水・金曜の13:00~16:00、「切手整理ボランティア」が活動しています。

この「切手整理ボランティア」は、ボランティアセンターに届いた使用済み切手を綺麗に切り揃え、整理するボランティアです。

「切手整理ボランティア」の声

ある金曜日、ボランティアルームを覗くと、4名の方が熱心に活動されていました。ボランティアの声を紹介します。

 

Kさん(活動歴3カ月)

福岡市に引っ越してきて間もないため友人が少なく、またコロナ禍の中、仕事が思うように見つからず、孤独を感じていました。家に一人でいるより、何か社会貢献したいと思い、活動を始めました。ここに来ればボランティアの仲間がいるので、孤独感が解消されます。ストレス解消できるうえに社会の役に立てて嬉しいです。

 

Kさん(活動歴1年)

老人福祉施設でボランティアをしたいと思っていましたが、コロナ禍で活動できなくなったため、1人でもできるこの活動に参加しました。ボランティアセンターのある唐人町の風情が好きで、活動を終えた後は唐人町界隈の散歩も楽しんでいます。

 

Sさん(活動歴2年)

親を看取った後、一人暮らしです。孤独死しないように、ここに来ています(笑)。コロナ感染に気をつけ、距離を保って活動しています。人に会えて良い気分転換になっています。


↓感染対策をして活動

「切手整理ボランティア」の声
活動の成果が“車いす”になって生きがいに

ボランティアの皆さんの手によって整理される切手は、毎年、約400㎏に上ります。ボランティアセンターは専門業者で換金して車いす購入費等にあてており、令和2年度は5台の車いすを購入することができました。購入した車いすは、市民の方に無料で貸し出しを行なったり、学校や企業等で福祉体験学習のために活用しています。

活動の成果が“車いす”になって生きがいに
約10年前から活動しているボランティアのWさんは、「当初、切手整理がどのように社会に役立つのか、イメージできませんでした。しかし、新品の車いすを見て活動の成果を実感しました。自分の活動が“車いす”という目に見える形になると感慨深く、やりがいを感じます。今では活動が生きがいになっています」と話します。
一人ひとりのボランティア活動が大きな社会貢献に

切手を切り揃えるというのは簡単な作業ですが、その作業に集中しているうちに気持ちが落ち着いたり、気分転換ができたりします。特別な技術を必要とせず、誰もが取りかかりやすい活動のため、「ボランティア活動を始めたい人や自分のペースで活動したい人の初めの一歩」としておすすめの活動です。ボランティアルームで活動できない人は、自宅に切手を持ち帰って整理することも可能です。

 

この「切手整理ボランティア」以外に、使用済み切手を集める「収集ボランティア」の活動もあります。郵便局や企業、地域の方々がたくさんの使用済み切手を集めて、ボランティアセンターに届けてくれます。

一人ひとりのボランティア活動が大きな社会貢献に
その他にも市民への貸し出しや体験学習で使用した車いすを清掃・整備してくれるボランティアもいます。
「何かボランティアしたい」という方は、切手の整理や収集の活動から始めてはいかがでしょうか。皆さんの力が大きな力へとつながっていきます。
■この記事に関するお問い合わせ

福岡市ボランティアセンター

電話番号 092-713-0777 

ファクス 092-713-0778

※この記事は令和4(2022)年1月現在の情報です。
※参考:福岡市ボランティアセンターのページ→こちら

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