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活動レポート

孤独・孤立活動レポート

オンライン視察を受けました

千葉県佐倉市からオンラインで視察

福岡市社協は、全国から年平均30件程度の視察を受け入れています。コロナ禍により昨年からオンラインでの視察を受け入れており、7月8日、千葉県佐倉市福祉部の皆さんの視察もオンラインで行ないました。

 

福祉を取り巻く環境は年々厳しさを増し、個人や地域が抱える課題は複雑化・多様化しています。これまで専門分化しがちだった支援も包括化が望まれ、関係者に限らず、さまざまな立場の人の協力・連携が必要とされています。

 

千葉県佐倉市も同じ状況にあり、福祉分野にこだわらず、あらゆる部門の連携による複合的・横断的な支援の必要性を感じていらっしゃいました。「1つずつ個別に課題解決に取り組んでいるようでは間に合わない。総合的な事業開発に取り組み、新しい風を吹かせたい」と、ひと足早く事業開発を行なっている福岡市社協に興味を持ってくださったそうです。

千葉県佐倉市からオンラインで視察
空家活用や終活の取組みを紹介

パソコンの画面越しではありましたが、事業開発課長・栗田が「住まいサポートふくおか事業」や「終活サポートセンター事業」などについてご説明いたしました。佐倉市からの出席者は13名に上り、私たちの取組みに関心を持っていただいてありがたく思いました。

空家活用や終活の取組みを紹介
視察を受けて

介護保険課、障害福祉課、住宅課、企画政策課、自治人権推進課など、佐倉市役所内を横断したメンバーで参加されていらっしゃる姿から、市をあげて社会課題解決に取り組もうとされている「熱意」が、ひしひしと伝わってきました。

私からは、そういった「行政セクター」だけではなく、さらにNPO法人や社会福祉法人といった「非営利セクター」、不動産、銀行、保険会社などの「民間セクター」との協働が課題解決策の幅を拡げること、そして、そのことが住みよいまちづくりを行なう市民の機運醸成にもつながる可能性があることなどを、本会の事業例を通じて発信しました。

さまざまな失敗を乗り越えながら創出してきた本会の独自事業を全国に拡散させるプロセスを通じて、「福岡から日本の社会課題を解決する」というミッションを前進させるべく、全力を尽くしていきます。

 (事業開発課長 栗田将行)

■この記事に関するお問い合わせ

事業開発課

電話番号 092-720-5356  

※この記事は令和3(2021)年7月現在の情報です。

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