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活動レポート

子ども活動レポート

ベジフルスタジアムから東区の子ども食堂等へ食材提供支援を行ないます【東区】

食材調達の課題を抱える子ども食堂

子ども食堂等の多くは、運営資金の面から「食材調達」の課題を抱えています。

その支援策として、福岡市社協は、令和元(2019)年12月にJA福岡市と「食材提供支援事業」の覚書を締結し、「規格外の野菜」などを生産者に無償で提供してもらい、直売所近辺の協力施設を通じて子ども食堂に野菜を受け渡す仕組みを作って実施してきました。


↓JA福岡市の食材提供例

食材調達の課題を抱える子ども食堂
ベジフルスタジアム活性化委員会との協働事業

福岡市社協は、子ども食堂の支援拡大に向けて令和3(2021)年4月16日、ベジフルスタジアム活性化委員会(※注)と同様の覚書を締結。締結当日に東区内の子ども食堂等へ「食材提供支援事業」を始め、ベジフルスタジアムで1回目の食材提供を行ないました。

 

※ベジフルスタジアムの正式名称は福岡市中央卸売市場青果市場。

※ベジフルスタジアム活性化委員会は、青果市場における卸売業者、仲卸業者、関連事業者、小売業者及び開設者で組織された団体です。

↓覚書調印式
ベジフルスタジアム活性化委員会との協働事業
↓ベジフルスタジアムで食材提供

↓野菜を手にする子ども食堂等の皆さん

子ども食堂でさっそくカレーに

香椎下原校区(東区)の「しもばる広場」は、令和3(2021)年4月18日にスタートしたばかりの子ども食堂で、メニューは毎回子どもたちが大好きなカレーと決めています。野菜を受け取った食生活改善推進員(ヘルスメイト)をはじめ、同広場の運営を担う関係者からは「野菜は必ず必要なので本当に助かります!」と感謝の声が上がりました。大きめの野菜たっぷりの美味しいカレーができ上がり、訪れた約50人の子どもたちも大喜びでした。

↓野菜ゴロゴロのカレー完成!

子ども食堂でさっそくカレーに
↓コロナ感染対策をして味わいました
食材提供支援事業の仕組み

野菜の提供・受け取りの方法は、以下の通りです。

 

1. 毎週金曜の午前、青果市場から協力施設へ野菜を提供

2. 毎週金曜の午後、協力施設から東区内の子ども食堂等に野菜を提供

3. 子ども食堂等は野菜を活用して子どもたちに食事を提供

※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、当面は協力施設を介さず、子ども食堂等がベジフルスタジアムに直接受け取りに行く方法で実施します。将来的には協力施設を運搬・拠点とする予定です。

※東区内の子ども食堂等12ヵ所に提供される予定です。

この協働事業によって支援のエリアは広がり、子ども食堂等を通じて子どもへの支援がさらに充実していきます。

食材提供支援事業の仕組み
■この記事に関するお問い合わせ

福岡市社会福祉協議会 地域福祉課 
電話番号 092-791-6339

※令和3(2021)年5月現在の情報です。

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