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ふくしのまち福岡(広報誌)

2012年・夏号 (106号)

【イラスト】ふくしのまち福岡 2011年・夏号 表紙
地域での見守りネットワークをつくろう 地域福祉ソーシャルワーカーの活動を通じて
安心情報キットの配布がはじまりました
市民後見人養成研修 受講者募集のお知らせ
あなたは 終活 を知ってますか? ずーっとあんしん安らか事業について
介護支援ボランティア事業 がはじまります
福祉図書 情報室 より注目の一本 DVD紹介 見て知る介護実習入門
この人に聞く 住民流福祉総合研究所 所長 木原孝久 きはらたかひさ さん
平成23年度事業報告及び決算
ご寄付ありがとうございました
福岡東南ロータリークラブからいわお園への寄付贈呈式が行われました
福岡市社会福祉協議会 賛助会員制度について
平成24年度福岡市福祉のまちづくり推進大会
ジュースを飲んで募金しよう
共同募金会からの配分金を受けました
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地域での見守りネットワークをつくろう 
〜 地域福祉ソーシャルワーカーの活動を通じて〜
平成23年度から3年間のモデル事業として福岡市より委託を受け取り組んでいる「地域福祉ソーシャルワーカー・モデル事業」。モデル校区8校区・地区では、様々な地域団体の協力を得ながら地域の実情に合わせた見守り活動が進められています。
モデル校区のうち東区城浜校区と西区周船寺校区の取り組みと、地域福祉ソーシャルワーカー(以下「CSW」)の関わりについてご紹介します。
地域福祉ソーシャルワーカー:高齢者等を見守り支え合う仕組みづくり
のために以下のような地域支援・個別支援に取り組んでいます。
地域支援
○地域団体の会議・事業等に参加し地域活動の特色や課題を把握しながら、その地域に合った見守りの仕組みづくりを住民の方と一緒に考えます。
○福祉座談会の企画・運営を行います。
○地域に合った見守り活動案を提案し、地域福祉活動の活性化をお手伝いします。
○民生委員など地域福祉活動に取り組んでいる方々の相談にのり、解決策を一緒に考えます。
個別支援
民生委員など地域福祉活動に取り組んでいる方々が対応に
  苦慮している個別ケースの相談にのり、同行訪問や 関係機関との
  連絡調整を行います。
東区城浜校区
城浜校区は東区で最も高齢化率(36.8%)が高く、校区のほとんどが5階建ての公営団地です。単身世帯も多いため、自宅で亡くなっているのを発見されるケースも多く、平成19年度には校区で把握できただけで10数件ありました。今後も増え続ける高齢者を地域でどのように支えていくかということは、校区にとっても深刻な問題でした。
モデル校区となってから町内会長、民生委員、校区社協、老人クラブを始めとする高齢者支援に携わる住民によって実行委員会が立ち上がり、昨年12月から毎月、福祉座談会「つながりマップ会議」(表紙写真)を開催しています。「つながりマップ」という名称には、住民同士がつながりを持って支え合う校区にしたいという願いが込められており、その願いを叶えるべくCSWは会議の企画案の作成、当日の運営に携わっています。
会議では、まず実行委員がそれぞれの立場で感じている高齢者に関する課題を話し合い、情報の共有をしました。「転入者は特に地域での孤立が心配」「地域活動に出てこない心配な高齢者をどうにかしたい」といったような課題が出てくる中、高齢者がどんな支援を望んでいるのかを知りたいという話になり、アンケートを実施することとなりました。アンケートは高齢者だけでなく、「将来歳をとったときに地域にこんな支援が あればいいな」という若い世代の声も聞くこととし、全住民を対象として行いました。アンケート実施にあたり、CSWが作成と集計、町内会長が住民への協力の呼びかけ・配布・回収という役割分担で行いました。
アンケートでは、「町内ごとにある集会所で住民が参加できる催しをしてほしい」という声や、「校区内に福祉の相談窓口が欲しい」といった声が多く寄せられ、実行委員が感じている課題とこのアンケート結果を「このまま放っておくことはできない。地域でできることから始めよう。」ということになりました。そのため、CSWは、その思いを形にするための活動案を提示し、現在は行動に移す段階に入っています。
写真 城浜校区モデル事業


城浜校区のモデル事業の目標は「孤立を防ぐ長期間発見されない孤立死をなくすです。単身世帯が多いため誰にも看取られずに一人で亡くなることを防ぐことは難しいですが、生きている間は「温かいこの校区に住んでいてよかった」と思ってもらい、不幸にも一人で亡くなった際にはいち早く隣近所で気付き、連絡できない本人に代わって親族等に連絡を取り穏やかに送ってあげたい…実行委員の皆さんから聞こえてくる思いを形にするため、今後もCSWは、校区住民の方々と一緒に見守り活動を進めていきます。
城浜校区で始まった取組み(予定も含む)
○住民に身近な町内集会所で交流事業を実施(お茶会・ダーツなど)
○地域の情報を集めた「転入者ガイド」を作成し町内会長から転入者に配布
○住民に身近な町内集会所で月2回「校区福祉相談会」を開催
○入院等で不在にする際に町内役員へ連絡する「不在にしますカード」の作成
(町内役員とのつながりを持ち、また不在を孤立死と誤解しないための取組み)
○「見守りカルテ」の作成
(本人の同意を得られた住民の緊急連絡先等の情報を町内会で把握)
西区周船寺校区
周船寺校区は、福岡市西区の西部に位置し糸島市に隣接しています。国道202号、西九州自動車道、JR筑肥線が並走して福岡都心と結ばれているため、宅地化が進んでいます。そのため、若い世代の人口が増加しており、高齢化率(16.7%)は減少傾向ですが、町によっては高い地域もあります。
周船寺校区は、校区社会福祉協議会(以下、「校区社協」)を中心に、ふれあいネットワーク活動を全町(8町)で組織し、各自治会長、民生委員を中心に活動を実施しています。モデル校区となってからは、CSWはこういった活動者の方々と、ふれあいネットワークの充実について話し合いを重ね、様々な団体との連携・協力の必要性を伝えてきました。その結果、地元の消防団員が防火指導で訪問する際に民生委員と一緒にネットワーク対象者(以下、「対象者」)宅を訪問したり、町によっては、老人クラブと民生委員が同行訪問するなど校区全体で高齢者を見守る体制を整えてきました。
最近、ニュースや新聞等では住民が自宅で「孤立死」し日数が経って発見される痛ましい事例が報道されています。周船寺校区では兼ねてから校区内の企業等にも見守り活動に協力してもらうことで、住民の異変に気づく人たちを増やしたいという思いがありました。
写真 地域見守り隊

そんな中、ある民生委員から、「校区内の西日本新聞エリアセンターが地域と一緒になって見守り活動をしたいと言っている」との情報が入りました。早速、CSWよりエリアセンターと校区社協との意見交換の場を設定したところ、エリアセンターの「地域に貢献したい」、地域の「企業に見守り活動に協力してほしい」とのお互いの思いが一致しました。そこで、CSWは他都市の情報収集等を行い、両者の意向をくみ取りながら周船寺校区での連携方法を提案し、平成24年4月22日からエリアセンター2社(九大学研都市と周船寺)が配達や集金の際に、住民に異変を感じたら、西区社協等に連絡を入れる活動を始めました。
活動が始まって数ヶ月経ちましたが、今のところ緊急を要する連絡は入っていません。ただ、様々な人たちの目配りが行き届くことで、住民のSOSを一早く発見することが出来ると思います
参考事例
【イラスト】参考事例
周船寺校区では今年の2月に、一人暮らしの高齢者Aさんが一命を取り留めるという事例がありました。気づいたのは毎日訪問していた魚屋さんで、いつも家にいる時間帯にAさんが出てこないことを不審に思って近所の方に相談、担当の民生委員に連絡が入りました。民生委員が把握していた関係機関(ヘルパー等)に連絡を取り合った末に、鍵が開いていたため部屋に入ってみると、Aさんが台所で倒れていました。その後速やかに救急車を呼んで病院に搬送したことで大事に至ることはありませんでしたが、対象者に関わりのあるいろいろな人たちが見守りに協力・連携することの大切さを痛感した事例でした。
※本文中の高齢化率は平成23年9月末住民基本台帳による。
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もしもの時に、命の情報を伝えます
「安心情報キット」の配付がはじまりました!

福岡市では、ひとり暮らしの高齢者や障がいのある
方などが
【写真】安心カード
地域で安心して生活するための一助となるよう、7月より安心情報キットの配付を行っています。
【安心情報キットって?】
安心情報キットとは、「緊急連絡先」や「かかりつけ医」などの情報を記載した用紙(安心カード)を入れた筒状の専用容器(キット)のことです。このキットを冷蔵庫に保管し、救急で医療機関に行く場合や災害時など万一の緊急事態に備えておくものです。
【対象者となる方】
ひとり暮らしの高齢者や障がいのある方など、地域での見守りや
【写真】安心カード
災害時に避難支援が必要な方々(「災害時要援護者台帳登録者」や「ふれあいネットワーク登録世帯」など)。
【配付の方法】
ふれあいネットワーク活動の訪問時や災害時要援護者台帳調査時などに、地域の方々のご協力をいただきながら配付します。

【お問合わせ先】
福岡市社会福祉協議会 地域福祉課
(092)720-5356

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「市民後見人養成研修」受講者募集のお知らせ

福岡市社会福祉協議会では、判断能力が不十分な人の権利と財産を保護し、住み慣れた地域で安心して生活できるように支援を行う「市民後見人」を養成します。
 
日  時
主な内容
1日目
10月11日(もく)  13時17時
成年後見制度の概要
2日目
10月29日(げつ)  10時17時
対象者の理解と福祉制度
3日目
11月 8日(もく)  10時17時
後見業務の流れ
4日目
11月21日(すい)  10時16時
他都市の活動紹介
5日目
12月10日(げつ)  13時17時
消費者被害の現状と対応
6日目
12月25日(か)  10時17時
福岡市の福祉制度
7日目
1月 9日(すい)  9時半17時
対人援助技術
8、9日目
1月10日(もく 28日(月)のうち2日間
施設実習
10日目
1月29日(か)  10時17時
後見業務の実際(財産管理)
11日目
2月 8日(きん)  10時16時
後見業務の実際(身上監護)
12日目
2月9日(ど 25日(月)のうち1日間
日常生活自立支援事業実習
13日目
2月26日(か)  10時17時
事例検討
※研修を修了し、福岡市の推薦を受けた人は、法人後見を行う
  福岡市社会福祉協議会に登録し、実務担当者として活動することができます。
※事前説明会を9月3日(月)13時30分14時30分(場所:市民福祉プラザ1階ホール)
  に行います。
■場所 市民福祉プラザ
■定員 50人(応募多数の場合は抽選)
■受講料 無料(テキスト代実費)
■受講要件 次のすべてを満たす人
1.福岡市在住または市内に勤務している人
2.20歳以上69歳未満の人
3.すべての研修科目を履修できる人
下記まで募集要項、申込書を取り寄せていただくか、福岡市または福岡市社会福祉協議会ホームページよりダウンロードしてお申し込みください。
[申込み・問合せ] 
福岡市社会福祉協議会  あんしん生活支援センター
〒810-0062 
福岡市中央区荒戸3丁目3番39号 
福岡市市民福祉プラザ4階 
電話番号:(092)751−4338
Fax番号:(092)751−1509
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あなたは「終活」を知っていますか?
 ずーっとあんしん安らか事業について

 3年ほど前から広まってきた「終活(しゅうかつ)」とは、「人生の終わりのための活動」の略であり、生前のうちに、自身のための葬儀や墓などの準備、相続を含め遺産をどのようにするか、計画を立てておくことが主な事柄です。 
ところが、身寄りのいない方、親族と疎遠になっている方など、自身の「終活」に不安をお持ちの高齢者が増えています。そのような方が安心した生活を送ることができるよう、福岡市社会福祉協議会(あんしん生活支援センター)は、「ずーっとあんしん安らか事業」を実施しています。ご葬儀や家財道具を処分するための費用等を預託金としてお預かりし、定期的な見守りサービスや入退院時のお手伝いなどを行います。どうぞお気軽にお問い合せください。
対象の条件(次のすべてに該当する方)
●市内に居住する65歳以上の方。
※同居者がいる場合、すべて65歳以上の親族であること。
●明確な契約能力を有する方。
●引渡人となる親族がいない方。または、親族はいるが福岡都市圏内に
  住んでおらず、日常的な援助を受けることができない方。
●生活保護受給者でない方。

※見守りサービス以外のサービスには利用料金、預託金が必要です。また、
  入会金、年会費が別途必要です。
サービス内容
●見守りサービス
定期的な連絡や訪問を行います。
●預託金によるサービス
予め預託金をお預かりし、亡くなった場合に預託金内での葬儀の実施や、残存家財の処分を行います。
●書類等預かりサービス
預貯金通帳や年金証書、不動産登記済権利証書、実印等をお預かりします。
●入退院支援サービス
入退院時の荷物の準備や付き添い、入院中の預金払戻や必要経費の支払等を行います。
[申込み・問合せ] 
福岡市社会福祉協議会  あんしん生活支援センター
〒810-0062 
福岡市中央区荒戸3丁目3番39号 
福岡市市民福祉プラザ4階 
電話番号L:(092)751−4338
Fax:(092)751−1509
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「介護支援ボランティア事業」が始まります

「介護支援ボランティア事業」とは・・・
 65歳以上の方(福岡市の介護保険第1号被保険者)が、指定を受けた介護保険施設でボランティア活動を行った場合にポイントが付与され、そのポイントを現金または福岡市社会福祉協議会への寄附金に替えられる制度です。(平成25年2月より事業開始予定)
高齢者が社会参加を行いながら生きがいを見つけ、また自らの健康増進・介護予防を促進できるように介護保険施設におけるボランティア活動を支援します。
【イラスト】介護支援ボランティア説明イメージ

◆詳しい内容のお問い合わせは福岡市社会福祉協議会ボランティアセンターへ
TEL:(092)713−0777
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福祉図書・情報室 注目の1本(DVD)

「見て知る介護実習入門」 5枚組(丸善 2010年 29分から39分)
介護実習(介護等体験)の目的・意義、そして実習施設での心構えやマナー、
高齢者の方との接し方やコミュニケーションの方法を紹介。

【写真】見て知る介護実習入門 DVD
VOL.1:介護施設とは
VOL.2:介護の心構えと実際
VOL.3:高齢者の心と身体
VOL.4:認知症高齢者の介護
VOL.5:身体障害を伴う高齢者の介護

【お問い合わせ】
福祉図書・情報室  電話番号:(092)731−2949
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この人に聞く

【写真】きはらたかひささん
住民流福祉総合研究所 所長 木原 孝久(きはらたかひさ)さん
東京都生まれ。早稲田大学第一政治経済学部を卒業。中央共同募金会を経てフリーに。「住民流福祉総合研究所」を創設。30年にわたり住民流福祉のあり方を追い求め、月刊誌「住民流福祉」や福祉マニュアルを発行のほか、研究会やセミナー開催。
また自治体や民間福祉機関の事業(「地域福祉計画・活動計画」の策定)等を支援。
現在、「住民の支え合いマップづくり」や住民流福祉のまちづくり等を推進・普及中。
どのようにして「住民の支え合いマップづくり」という
手法を思いつかれたのですか?
住民参加の活動を呼びかけてもなかなか反応が得られず、住民の福祉課題も把握ができない状態でした。そこで住民は普段どういう動きをしているのか、それを明らかにするために思いついたのが、マップづくりです。
【イラスト】住民の支え合いマップイメージ

地域にどんな人がいて、どのように住民や関係機関が関わっているのか、またその関係性を矢印や記号で地図上に落とし込むことで、地域の課題が見えてきます。
また、地域では、その地域独自の「助け合い」が行われています。課題解決のためにはその「住民流」の福祉を発見し、生かすことが大切なのです。マップづくりはそのための効果的な手法です。
「マップづくり」の研修を地域住民等に行った際、
受講者の方からはどんな反応がありますか。
地域の状況が一目で分かると驚かれます。今まで見えなかった課題も明らかになることで、その課題に取り組まなければという気持ちになるようです。新たに地図上で見つかった「見守りが必要な気になる人」の存在を普段から気にかけるようになったと聞きます。
マップづくりで発見した「世話焼きさん」(要援護者のお世話を自発的にしている人)には「あなたはすばらしいことをしているんですよ」と伝えます。そうするとその方は「おせっかいしていいんだ」と自信を持ち、ますます「世話焼き」の実力を発揮するようになります。
「マップづくり」を通じてどのような地域づくりを
すすめたいと考えられていますか。
マップで明らかになった地域での助け合いの情報を地域づくりのヒントにしてほしいと思います。
例えば、新旧住民の関係がうまくいっていない地域でも、犬の散歩をいっしょにしているとか、畑作業をいっしょにしている等、マップづくりの中で住民同士の何らかの接点を見つけることができます。
それなら、その人達を集めて交流会をしようとか、その地域に合った解決策を考えることができます。「誰がどんな解決方法をとっているか」それを見つけて広げていくことが一番の方法なのです。そのために、マップづくりの際は私から「こんな事例はない?」と、どんどん質問を投げかけ、答えを引き出すようにしています。
「無縁社会」にならないために私たちが明日からできることは何でしょうか?
いかに「助けて!」と言える社会をつくるかということです。まず、心をオープンにして困りごとを告白してみる。そうすると次々に「私も…」と声があがり、じゃあみんなで考えようかという風になります。   
そしていかに困っている人を堂々と「おせっかい」できる社会をつくるかです。
遠慮するから「無縁社会」ができてしまうのです。「助けられる側」は困りごとを隠さず迷惑をかけることを遠慮しないこと。「助ける側」はプライバシーに躊躇せず知ろうとする「おせっかい」「こじあけ」が大切です。その人を知ることで、より確実に助けることができるからです。
今後の抱負を聞かせて下さい。
マップづくりのインストラクターを全国で養成し「住民流」の福祉を広めることです。
誰もが住み慣れた地域で、その人らしく暮らしていくことができる豊かな地域にするためには、地域住民みんなで考えて取り組む必要があります。今後もマップづくりを通じてそのことを呼びかけていきたいと思います。
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平成23年度事業報告及び決算

 私たちが暮らす社会には、都市化や少子高齢化、価値観の多様化、経済情勢の停滞などにより、複合的な課題を抱えている人が少なくありません。福祉へのニーズが高まる中、公的サービスだけでは全てを解決することはできず、より柔軟な福祉サービスの構築が求められています。また、東日本大震災を契機として、地域住民による支え合いの仕組みづくりの重要性が再認識されています。
このような状況の中で、本会では、生活課題を抱える個人に寄り添い、地域住民と連携して解決に向けて取り組む「地域福祉ソーシャルワーカー・モデル事業」を実施し、住民のニーズ把握や地域組織の相談支援を行ったほか、住み慣れた地域で安心して生活できるよう高齢者の見守り支援や死後事務についての預託金契約を行う「ずーっとあんしん安らか事業」にも取り組みました。また、東日本大震災の被災地支援として、福島県への職員派遣を行いました。
平成23年度は、以下の方針をもとに各種事業を実施しました。
住民主体の在宅福祉サービスの推進
住み慣れた地域で、誰もが健やかに安心して暮らせる「ともに支えあう福祉のまち」をめざし、ふれあいサロン、ふれあいネットワーク等の地域住民による自主的な福祉活動を支援しました。
(ふれあいネットワーク助成校区数) 128校区
(ふれあいサロン助成状況) 134校区・ 289ヵ所
(ふれあいランチ助成校区数) 7校区
地域福祉ソーシャルワーカー・モデル事業
福岡市からの3年間の委託事業として、専任職員を団地、戸建て等居住形態の異なる市内6校区のモデル校区に配置し、地域の特性に合わせた高齢者等の見守りの仕組みづくりに向けて、校区活動者等の支援を行いました。また、対応が困難な個別ケースへ活動者と一緒に関わるなど、個別支援にも取り組みました。
(地域福祉ソーシャルワーカー・モデル校区)
[東区]城浜校区、[南区]東若久校区・東花畑校区、[早良区]大原校区、
[西区]西陵校区・周船寺校区
ボランティア活動の推進
ボランティア活動への参加促進やボランティア意識の高揚を図るため、高齢者外出ボランティア養成講座等の各種講座を開催してボランティア育成を行うとともに、ボランティア活動の相談や調整を行いました。
(個人ボランティア新規登録者数) 411人
(年度末登録者数) 1,473人
(依頼件数) 1,233件
生活福祉資金貸付等事業
低所得者、高齢者、しょうがい者等を対象に、それぞれの世帯の状況や必要に合わせた資金の貸付を行いました。
(貸付件数) 1,531件
(貸付額) 約79,974万円
その他、臨時特例つなぎ資金制度、生活保護世帯等一時貸付事業などを
実施しました。
日常生活自立支援事業
認知症や知的しょうがい、精神しょうがいのために判断能力が十分でない人々が、できるだけ地域で自立した生活ができるように、福祉サービスの利用援助や日常的な金銭管理などの生活支援を行いました。
(新規契約件数) 152件
(年度末契約件数) 344件
ずーっとあんしん安らか事業
高齢者が安心して在宅生活を送れるよう、葬儀・家財処分を行うための預託金を事前に預かり、定期的な見守り及び入退院時の支援などのサービスを行いました。(6月から事業開始)
(年度末契約件数) 51件
(契約件数) 11件
ファミリー・サポート・センター事業      
子育て家庭が地域の中で孤立することなく安心して子育てができるよう、子育てを「応援して欲しい人」「応援したい人」を組織化し、会員制による相互援助活動を広めました。また、障がいがあるなど特別な支援が必要な児童は対象年齢を中学生にまで引き上げるとともに、出産で里帰りしている人も登録できるようにしました。
(会員登録状況)  
依頼会員 4,596人
提供会員 820人
両方会員 841人
(活動回数) 14,547件
東日本大震災への支援     
平成23年3月11日に発生した東日本大震災に際し、市民からの問い合わせ等に応じるとともに、被災地(福島県)へ職員を派遣し、現地での災害ボランティアセンターの業務にあたりました。
(派遣先)
福島県田村市災害ボランティアセンター
福島県いわき市災害ボランティアセンター
(派遣期間)平成23年3月29日〜9月2日
(派遣職員数)2名ずつ14班(28名)
第4期地域福祉活動計画の策定
市民参加による支えあいにより、安心して暮らせる福祉のまちづくりを実現するための
行動計画「第4期地域福祉活動計画」に関する諸会議を実施し、策定しました。
その他の事業
○心配ごと相談事業
○福祉バスの運行
○市民福祉プラザの管理運営
○市民向け福祉講座の開催
○福祉用具リサイクル斡旋事業
○リフトカー貸出事業
○奉仕銀行運営
○民間社会福祉事業従事職員福利厚生共済事業
○各種助成事業
○広報・啓発活動
○その他
平成23年度 事業活動収支計算書                        (単位:円)
事業活動収支の部
収入(1)
1,191,373,705
支出(2)
1,195,880,892
事業活動収支差額(3)=(1)−(2)
△4,507,187
事業活動外収支の部
収入(4)
41,279,096
支出(5)
18,807,844
事業活動収支差額(6)=(4)−(5)
22,471,252
経常活動収支差額(7)=(3)+(6)
17,964,065
特別収支の部
収入(8)
0
支出(9)
14
特別収支差額(じゅう)=(8)−(9)
△14
当期活動収支差額(じゅういち)=(7)+(じゅう)
17,964,051
繰越活動収支差額の部
前期繰越額(じゅうに
246,011,555
当期末繰越額(じゅうさん)=(じゅうに)+(11)
263,975,606
積立金取崩及び積立(じゅうよん)
△9,407,837
次期繰越額(じゅうご)=(じゅうさん)+(じゅうよん
△9,407,837
254,567,769
平成23年度 事業活動収支計算書                        (単位:円)
資産
負債及び純資産
流動資産
392,890,357
負債
957,744,236
固定資産
1,752,097,296
流動負債
191,850,428
   
固定負債
765,893,808
   
純資産
1,187,243,417
   
基本金
5,000,000
   
基金
890,697,046
   
その他の積立金
36,978,602
   
次期繰越額
254,567,769
2,144,987,653
2,144,987,653
平成23年度事業報告書、収支決算書は、本会総務課で閲覧できます。
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ご寄付ありがとうございました

早良区 おおもりてつやさま なかしまやすいえさま おだぎりたつおさま
中央区 おおすみかずおさま ふくながたつこさま
南区 やひろみちよさま
(順不同)
平成24年1月〜平成24年6月の間に本会にご寄付をいただいた皆様です。お預かりした寄付金は、 しょうがいしゃが働く小規模作業所等に配分(助成)する他に、高齢者、しょうがいしゃ、児童、母子等の地域福祉活動費などに大切に使わせていただきます。なお、他にも匿名で多数ご寄付をいただきました。
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福岡東南ロータリークラブからいわお園への寄付贈呈式が行われました

 5月25日に博多区のいわお園にて
【写真】いわお園寄付贈呈式
福岡東南ロータリークラブから いわお園(元りゅうげじ作業所)への寄付贈呈式が行われました。
これは本会が福岡東南ロータリークラブより寄付施設紹介の相談を受け、寄付施設の紹介を行ったものです。いわお園では、耕耘機、刈払機、衣類乾燥機などの備品を必要とされ、その贈呈となりました。
また、贈呈式とあわせて、ロータリークラブの方々による施設見学や作業体験なども行われました。
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福岡市社会福祉協議会 賛助会員制度について

賛助会員制度は、福岡市社会福祉協議会が地域福祉活動を進めていくための基盤づくりを、資金の面から支援していただくものです。地域住民や関係機関による福祉活動やボランティアの育成、福祉啓発活動などの推進に役立てられます。
本会にお寄せいただいた賛助会費(寄付金)は、所得税の所得控除や住民税の税額控除などの優遇措置を受けることができます。
皆さまのご理解、ご協力を宜しくお願いいたします。
金額(年度更新)
●法人:1口 10,000円  ●個人:1口 1,000円
その他
本会発行の広報紙・ホームページに会員としてお名前を掲載いたします。また法人会員については、ホームページにバナー広告を出すことができます。
平成24年度 賛助会員
 6月末現在 ※敬称略
ふ ふ あんど く く さま
ほいくさぽーたー び すけっとさま
とくていひえいりかつどうほうじん しんぐるまざあず ふぉーらむ ふくおかさま
ふりーすぺーすおーぷん
かぶしきがいしゃ じぇい・えす・びー きゅうしゅう ほか
【お問い合わせ先】 福岡市社会福祉協議会 総務課
電話番号:(092)751−1121
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平成24年度 福岡市福祉のまちづくり推進大会

日時:平成24年11月2日(金)
【写真】講師 かまだ やすしし

12時30分開場、13時開会
会場 : 福岡市民会館
(福岡市中央区天神5-1-23)
内容 : 福岡功労者表彰・福祉活動事例紹介
記念講演
『無縁社会
今、見つめ直すべきこと
講師:鎌田 靖氏(かまだ やすしし) NHK解説委員
(問い合わせ)
福岡市社会福祉協議会 地域福祉課内
福岡市福祉のまちづくり推進大会事務局
電話番号:(092)720-5356
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ジュースを飲んで募金しよう

 赤い羽根のイラスト入り自動販売機で飲み物を購入すると、
【写真】赤い羽根イラスト入り自動販売機
その売上の一部が赤い羽根共同募金会に寄付されます。ご利用・ご協力ありがとうございます。(プラザ正面玄関前にも設置しています)
赤い羽根共同募金会にお寄せいただいた募金は、「高齢者の健康づくり」や「見守り訪問活動」、「子育てサロン」や「障がい者が働く作業所への支援」など、身近な地域の福祉事業に活用されています。

  【設置にご協力いただいている法人・団体様】
 
  かわばたぜんざいひろば きゅうしゅうでんりょく(かぶ) ふくふくぷらざ じゅうろくちょうびょういん
  おおむらびようふぁっしょんせんもんがっこう れすとらんえぬてぃてぃゆめてんじんほーる
  (かぶ)ぱいおにあ・そふと (しゃふく)とりかい ふくしさぎょうしょ なのはな
  ふくおかけんかさいきょうさいきょうどうくみあい でいさーびすうぃずらんどはかた

設置ご協力の問い合わせ先
福岡県共同募金会  福岡市支会  市民福祉プラザ2F
電話番号:(092)720-5350
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共同募金会からの配分金を受けました

 本会では共同募金会から平成24年度事業費として配分金をろくせんきゅうひゃくななじゅうごまんはっせんきゅうひゃく円受けました。
うち、ごせんよんひゃくじゅうななまんごせんにひゃく円を活動事業費として校区社会福祉協議会へ助成し、残りは市・区社会福祉協議会の事業費として大切に活用させていただきます。ありがとうございました。
ご利用ください
本紙「ふくしのまち福岡」は本会ホームページ
(http://www.fukuka-shakyo.or.jp/)で
公開しています。また朗読テープも配布しておりますので、お気軽にお問い合わせください。     
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